船で渡る宿|碧き島の宿 熊野別邸 中の島 子連れ宿泊記

碧き島の宿 熊野別邸 中の島の海沿いに立つ家族

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2025年12月の年末、中学1年生と小学3年生の子どもを連れて、和歌山と三重を4泊で巡る家族旅行に出かけました。仙台空港から飛行機で大阪へ、そこからはレンタカーです。串本でマグロ丼を食べ、熊野那智大社と青岸渡寺をお参りして、1日目の締めくくりに向かったのが勝浦港。この日の宿「碧き島の宿 熊野別邸 中の島」は、島がまるごと一つの宿になっていて、港から送迎船で海を渡ってチェックインします。この船が、子どもはもちろん大人も楽しくて——あっという間に着いてしまうのが少しもったいないくらいの、いい旅の入り口でした。

船に乗って向かうところから、もう特別な宿泊体験でした。海が見える部屋とお風呂、館内を出て歩ける島内散策、家族みんなで満足した夕食まで、子連れでも十分に楽しめる一泊です。普段のホテルとは違う体験をしたい家族に向いている宿だと思います。

目次

船で海を渡ってチェックイン

碧き島の宿 熊野別邸 中の島へ向かう勝浦港の送迎船乗り場
勝浦港の乗り場。ここから船で宿へ渡ります

勝浦港の乗り場から宿までは、送迎船で約5分。短い船旅ですが、車での長い移動のあとだったこともあって、子どもたちはもちろん、大人の私たちも「船で宿に行く」というだけで楽しくなってしまいました。海を渡った先に今夜の宿があるというのは、普段の旅行ではなかなかない感覚です。

送迎船の上から見た勝浦の海と島々
船の上から見た海。子どもも大人も楽しい5分間でした

ラウンジのおやつと、海が見える和室

碧き島の宿 熊野別邸 中の島の海沿いの通路を歩く家族
島に着くと、海沿いの通路を通って宿へ

チェックインをすると、ラウンジでおやつと飲み物をいただけました。1日移動と観光が続いた後だったので、ここで家族みんなが大喜びでした。

泊まった部屋は和室です。建物として新しくはありませんが、部屋は広く、窓の外には海が見えます。そして子どもたちが飛びついたのが、部屋にあったマッサージ機。よほど気に入ったのか、ずっとマッサージをしていました。

客室に置かれたマッサージ機と海が見える窓
子どもが気に入って、ずっと使っていたマッサージ機。窓の外は海です

お風呂もオーシャンビューで、海を眺めながら入れました。部屋からもお風呂からも海が見える、島の宿らしいひとときでした。

島をまるごと散策|展望台、足湯、そして真っ暗な帰り道

中の島は島全体が宿の敷地なので、館内から外へ出て島を散策できます。館内には雰囲気のあるトンネル通路があり、子どもたちはここを通るたびにワクワクしていました。

碧き島の宿 熊野別邸 中の島の館内にあるトンネル通路
館内のトンネル通路。通るだけでワクワクします

夕方から島の遊歩道を歩き、展望台からは夕暮れの海を一望。海を見下ろす足湯もあります。ただ、冬の日暮れは早く、帰り道はすっかり真っ暗に。スマホの懐中電灯で足元を照らしながら宿へ戻ることになりました。正直ちょっと怖かったのですが、これがまた非日常で楽しく、家族の思い出に残る散策になりました。

碧き島の宿 熊野別邸 中の島の展望台から見た夕暮れの海
展望台から見た夕暮れの海。この後、帰り道は真っ暗に

夕食|小学生の子が「今まで食べたハンバーグの中で一番おいしい」と言った夜

夕食はとても美味しく、大人は大満足でした。ただ、この日の主役は大人の料理ではなく、小学生の子のお子様メニューで出てきたハンバーグでした。ひと口食べた本人が「今まで食べたハンバーグの中で一番おいしい」と言い出したのです。気になって大人も一口もらいましたが、たしかに本格的で、お子様メニューでこの質かと驚くハンバーグでした。翌朝の朝食も美味しくいただいて、島の宿の食事は家族全員が満足でした。

熊野別邸 中の島で提供された子ども向け夕食のプレート
お子様メニュー。このハンバーグが「今まで食べた中で一番」だったそうです

泊まる前に知っておきたいこと

今回の宿泊では、大きく困った点はありませんでした。子連れで行くなら、次の3つだけ頭に入れておくとスムーズです。

  • 宿への移動は送迎船が前提です(島の宿なので車では入れません)
  • 送迎船は時間帯によって本数が変わるため、到着時間の目安がついたら運航時刻を見ておくと安心です
  • 島内を夕方に散策すると、帰り道が暗くなる場合があります。私たちはスマホの懐中電灯のお世話になりました

家族で泊まって分かった、中の島が向いている人

船に乗って海を渡るところから、この宿の宿泊体験は始まっていました。海の見える部屋とお風呂、館内から出て歩ける島内散策、家族みんなで満足した夕食まで、一つひとつの時間を家族で楽しめた一泊でした。車で宿の玄関まで直接乗り付けたい人や、移動の手間を減らしたい人には、船での移動がかえって手間に感じられるかもしれません。ただ、移動も含めて普段とは違う旅行を楽しみたい家族にとっては、印象に残る宿だと思います。

予約を検討する方へ

宿名碧き島の宿 熊野別邸 中の島
所在地和歌山県東牟婁郡那智勝浦町勝浦1179-9
アクセス勝浦港の「客船待合処」から送迎船で約5分。車の場合はカーナビに0735-52-1110を入力すると船着き場の無料駐車場(宿泊者無料)に案内されます
チェックイン/アウト15:00〜/11:00(プランにより異なる場合あり)

じゃらんでも空室・料金を確認できます。

じゃらんで熊野別邸 中の島の空室・料金を見る

中の島を含む今回の和歌山・三重旅行の全ルートと、子連れで実際に感じた移動の負担は、和歌山・三重4泊5日旅行記のまとめで紹介しています。

私たちは熊野那智大社と青岸渡寺を参拝したあとに宿へ向かいました。那智勝浦周辺の観光と組み合わせやすい宿でした。

※この記事は2025年12月の宿泊体験をもとにしています。料金、食事内容、館内サービス、送迎時間などは変更される場合があります。予約前に公式サイトで最新情報をご確認ください。(現在情報の最終確認:2026年7月)

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この記事を書いた人

中学生と小学生の子どもと、家族で国内旅行を楽しんでいます。実際に泊まった宿や訪れた場所で感じたことを、家族旅行の思い出としてありのままに綴っています。

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